Messyrecords 通信 22-01

年も明けて、だいぶ時間が過ぎてしまったような気がする。
まず初めに、時候の挨拶や天気の話からするのが紳士の嗜みだと聞いているけれど、本物の紳士になるのはまだ大分先になるようだ。
 
ところで、紹介した音楽を月次でまとめていたのだけれど、ふと月毎にまとめることに何の意味も無く、むしろ何だか仕事のような匂いがした。
誰に頼まれているわけでもなく、ただ好きなことを続けるのに、毎月やらなければいけない義務のようなものを感じるのは本末転倒で、そこに日々の生活臭の入り込んでくる隙があるとしたら、考え直すべき時が来たのだろう。
月次でまとめることに何か意図があったかというと、紹介した音楽についてのコメントを添えて、フリーペーパー的なイメージをしていたと思うのだけれど、毎月同じようなことを書いているのでは、既に無意味になっている。

ということで、2022年からは10件紹介したらまとめるルールに変更しようと思う。
なぜ10本かというと、昔のLPレコードに倣うことにしたからだ。
もっとも、プログレみたいに2曲しか入ってないLPとか、Frank ZappaやTodd Rundgrenみたいな20曲入ってる変態さんのことはいったん忘れる。
 
ということで、10曲紹介である。
 
Brad StankはUKはリヴァプールのミュージシャン。
ちょっとエキゾチックなテイストの曲と、低い声がどことなく70's細野晴臣を彷彿とさせると思うのだけれど如何だろうか。
 
Richard In Your Mindはオーストラリアはシドニーの、サイケバンド
緩く浮遊感のあるサウンドが、なかなか心地よい。
Twitterで呟いたら、ご本人たちから良いねを貰った。
エゴサも抜かりない。

Misoって味噌?と思ったら、韓国のシンガーだった。
Kポップのあざとさがちょっと苦手で(Jアイドルやアニソンもあざといので苦手だけど)、あまりピンと来るものはなかったけれど、このスローなR&Bテイストはちょっと良いなと思った。
Club Eskimoというグループの一員らしい。
なお、misoとは微笑という意味らしい。


Noga Erezはイスラエルのシンガー。
ロボットとのダンス?とちょっと皮肉めいた歌詞が面白いと思った。
途中で鼻血が出てるのは、演出なのかハプニングなのか。
 
Flight Facilitiesはオーストラリアはシドニーのエレクトリックデュオだそうだ。
歌詞はわからないけど、ブラックユーモア的なテイストが漂うMV。
 
Kim Gordon - Hungry Baby https://youtu.be/1hk8_IPpnL4
Kim GordonはSonic Youthのベーシスト、というのは後から知った。
当時Sonic Youthの名前は聞いたことはあっても、アルバムは聴いていなかった。
90's当時、グランジ系はNirvanaぐらいしか聴いていなかったが、改めてなかなか良いなと思った。
 
Charlotte Day Wilsonはカナダのシンガー。
ぐらいしかわからないのだけれど、ひっつめ髪に眉間に皺を立てながら、ちょっとそっけない感じで歌っている姿が、なかなかクールな感じがした。
 
Z.Woodsはスウェーデンのシンガー。
過去のメモから発掘したので、いつ頃どこで知ったかわからないけれど、なかなかエモい歌い方をする。
たぶんちょっと苦手な感じなのだけれど、たまにはこういうのも良いなと思った。
HPを見ると、ちょっと安田大サーカスのクロちゃんにも見える。

Jose Gonzalezもスウェーデンのイェーテボリのシンガー。
こちらも過去のメモから発掘。
ちょっとリゾートミュージックの感じがする。
ご両親はアルゼンチン出身とのこと。
緩い感じで良い。

FKJことFrench Kiwi Juiceは、フランスのマルチミュージシャン。
ふわふわとした甘い雰囲気が良い。

さて次の10曲はどんなラインナップになるだろうか。
 

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