Messyrecords通信 October, 2021

怒涛のように10月が過ぎた。
秋らしい秋が無かったような気がする。
まぁ、秋に何かすることがあるかというと、紅葉を観に行くぐらいしかしていなかったとは思う。
季節が変わると、聴く音楽も何だか変わる気もするけれど、やっぱり根っこは同じ気もするし、とりあえず今月のおすすめを振り返ってみる。

BeabadoobeeはUKのシンガーソングライター。
若いなぁ、という感じだけれど、結構、耳に残る良いメロディだなと思った。
どこで耳にしたのか、もう覚えていない。
しりとりみたいに繋がる映像も、おっさんにとっては甘酸っぱい感じだ。
The 1975はUKのバンド。
ちょっと甘く切ない感じで80'sっぽいと思ったけど、最近の曲だった。
 誰かのインタビューで影響を受けたアーティストに挙げられていたっけ。
若い世代にとっては、こういうのが新鮮なんだろうか。
だから何だということもない。
Dennis Lloydはイスラエルのシンガーソングライター。
モテそうな良い声をしていると思うんだけど、女性から見るとどうなんだろうか。
というか、人それぞれだから、意味ない疑問だ。
死海でのライブの映像なんだけど、機材錆びないかなぁ、と余計な心配をしてしまう。
Dry CleaningはUKのバンド。
サイケロックっぽい感じもするし、ニューウェーブとかポスト・パンクっぽい感じもする、と思ったら4ADレーベルから出てるらしい。
ドスの効いた低音の女性ボーカルは、久しく聴いてなかった系でなかなか良いな。
4ADレーベルなんてすっかり忘れていたけど、久しぶりに思い出した。
と言っても、Dead Can DanceとThe The、あとはブルガリアンボイスぐらいしか持ってないかな。
The FeltはCherry Redだったか。
ともあれ、Dry Cleaningはアルバムで聴いてみたいと思った。
Origami JPは日本のバンド。
マスロックを漁ってる中で見つけたけど、現在は活動休止中らしい。
叙情的でもあり、ギターの音色が美しい一曲。
何だかUKロックづいているので、大御所のOasis 。
しかも何故かこの頃、ラジオで何度かこの曲がかかってた気がする。
改めて聴いてみると、ちょっと中期ビートルズのサイケ感もあるいい曲だな。
G. Love & Special SauceはUSAフィラデルフィアのバンド。
Oasisと同じく90'sに聴いていたっけと思いだして、探してみたらなかなかいい感じのMVがあった。
ついでに、Wiki見てきたら、オーガニックな曲調とか、ヒップホップバンドとか解説されていて、お前さんは本当にG. Loveを聴いたのかい、どっかのレコード屋のポップの売り文句の受け売りなんじゃないのかい、と問い詰めてみたくなった。
まぁ、音楽は聴かなきゃ始まらないけど、聴くきっかけは言葉かもしれないので、オーガニックなヒップホップにピンとくる人がいてもおかしくはない。 
 
G.Loveを出すなら、同じ頃に聴いてたBen Harperも出さねばなるまい。
カルフォルニア出身で、デビュー当初は、黒いRy Cooderとかって誰かが言ってたらしい。(友達からの伝聞なので真偽は知らない)
スライド・ギターをギュイギュイ鳴らすブルースな曲も良いけれど、この曲のようなちょっと古くさいようなフォーク・ロックな曲も良い。
ついでにWikiを見てきたけれど、Jack Johnsonをデビューさせたのか。
ブルースのイメージだったので、サーフィンとの繋がりもちょっと意外だった。
Sue Foleyはカナダのシンガーソングライター。
90'sに聴いたけれど、日本ではあまり紹介されてない気がする。
ソウルフルに歌い上げるんじゃなくて、ちょっと蓮っ葉な歌い方と泥臭いブルース感のリフがカッコいい。
たぶん同年代なんだけど、いい感じに老けたのが羨ましい。
Los BitchosはUKのバンド。
コロンビアのクンビアというジャンルをやってて、ちょっとダサかっこいい感じが癖になる。
Khruangbinといい、70's辺りから掘り起こされると、ちょっと耳に残る。
 
結局、統一感もなく雑多に気になったものを聴いている。
プレイリストとか作ってみるのも面白いのだろうか。

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