MEGO

たぶん20年以上前に買った時計。
上半分しか文字盤は無く、青い針が時刻、内側の円盤が分を指している。
この写真の場合、3時3分である。
下半分はミラーになっていて、MEGOというロゴが入っている。
どこで買ったのか覚えていないが、まぁ、数千円のものだったと思う。
MEGOとネットで検索しても、ほとんどヒットもしないので、メーカー名なのか時計の名前なのか良くわからない。
何かいい加減な作りのようで、バネ棒が湾曲してないとベルトがはまらない。
買った時は黒革のベルトだったが、汗などで傷んだので、ヨドバシカメラで青革ベルトに交換した。
その際、店員さんに
「ちょっと嵌まらないんで、バネ棒曲げてやってみますが、もしかしたら駄目かも」
と言われた。
が、そこはプロの仕事。
きちんと交換できて、問題なく使えている。
また、スクリュー式の裏蓋を開ける専用の工具を持って無いので、電池交換を時計屋さんに持ち込んでいた。
そうなると電池が切れても、持ち込むのが億劫でほったらかしになっていた。
年末に電池交換しようと思い立って、ネットで工具を探しがてら開け方を調べてみると、いい加減な工具で上手く開かないこともあるらしいが、技術も無いと時計を傷つける可能性があるらしい。
ネットの情報が半分いい加減だとしても、時計修理の腕など無いのだから、ちょっと考えてしまう。
そんな中、子供の玩具のゴムボールを使うと裏ブタが簡単に開くという記事を見かけた。
しかも、100均ので十分だそうだ。
半信半疑で近所の100均でゴムボールを買い、押し付けながらひねると、スルッと開いた。
そういうものなのか?
というぐらいあっさりと開いた。
開いたのは良いのだが、今度は電池がSR927Wという100均には無い電池だった。
ともあれ、400円程度で電池交換は完了し、再び動き出したのだけれど、分の文字盤が小さくて見えない。
非常に実用性に乏しいし、手間がかかるけれど、時の文字盤の書体が気に入っている。


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