Messyrecords通信 June, 2021

雨が降っていたような降っていなかったような曖昧な一ヶ月であったが音楽紹介のまとめである。
いや、月初は降らなかったが月末には降っていたような。
最初に天気の話をするのは英国紳士の流儀と昔聞いたので真似している。
DJ Blyatmanもdlbもロシア。
雪の中で馬鹿騒ぎしているMV。
Kamazはロシアのトラックメーカーのことらしい。
パリ・ダカールにも出ているらしく、日本で言うならいすゞ?
所々聞き取れる歌詞は他愛もないないような気がする。
 
Tommy Cashはエストニアのラッパー。
ある種の馬鹿騒ぎをしてるMV。
冒頭でScatmanの引用が入ってた。
全般的には何かの皮肉なんだろうなぁ。
 
MØはデンマークのシンガー。
色んな客演でも耳にするし、ご本人の曲もよくおすすめに上がってくる。
これは5年前の曲だけれど、なんというかスウィートな歌詞だなぁ。
嫌いじゃないけど。
 
何となくThe Prodigyを思い出す。
90’sのイメージなんだけど、この曲は2018年。
古くもないしこのビートはいい。
キースは自殺してしまったんだよな。
TAMTAMのボーカルのKuroのソロ曲。
小豆島のナイトツーリズムのテーマ曲として書き下ろしたものらしい。
街並みも何だかよさげだ。
 
Tchami - All On Me feat. Zhu https://youtu.be/1rgTPnr5-sY
TchamiはフランスのDJ。
ジャンル的にはフューチャーハウスかな。
ZhuはロサンゼルスのDJ。
こちらもハウス系。
パッドの音色とかちょっと80'sっぽさも感じる。
ちょっとエロい感じもする。
 
DJ Snakeもフランス、Selena GomezはUSAのシンガー。
EDMに国境はあまり意味は無いんじゃないかと思うけど、フランスのDJに偏ってしまった。
小洒落た感じのするビートと、あまり張らない歌い方が良いなと思った。
 
izzamuzzicはカザフスタンのクリエーターらしい。
unofficial music videoとあるように、たぶんこの映像も既存の映像を組み合わせてるだけじゃないかな。
音的にはテクノか、でもビートがそんなに強くもないし、ちょっと面白い。
中央アジア的かどうかはよく分からない。
 
そういえば、学生の頃の神田古書センターの最上階に、レコード屋があったけど今もあるのか?と思ってググったら、あった。
富士レコード社 https://www.fuji-recordsha.co.jp/
ここに行くと東欧や中央アジアのレコードが手に入ったんだよな。
階下がアダルト専門の芳賀書店、他にも文芸書の古書店や、カレーのボンディとかもあって、神田古書センターは時々チェックしてたっけ。
石川淳の「至福千年」の初版本を買ったのもここだった気がする。
エレベーターで最上階、富士レコードに行って、狭くて暗い階段で降りながら本屋をチェックしてくる訳だが、ある日下から上がってくる奴がいて、すれ違う前にスッと名刺のような紙を目の前に出された。
「声を出さないで。裏本あります」 
と書いてあって、もう片方の手には雑誌のようなものが詰まった紙袋を下げていた。
たぶん無修正のエロ本だったんだろうな。
実家から学校に通っていた頃なので、「いらない」と吐き捨てるように言って降りてしまったけれど、今にして思えば買っとけば良かったんじゃなかろうか。
まぁ、そんな本に価値がでてるとも思えないし、家族には見せられないから始末に困ると思うけど。
音楽の話に戻すと、神保町からお茶の水にかけてレコード屋が何軒かあってたまに掘り出し物的なものがあったように覚えている。
たしかXTCやHolger Czukayはディスクユニオンで買ったんじゃなかったろうか。
まぁ、6月とは関係が無いかもしれないな。
 
 

 

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