Messyrecords通信 April, 2021

4月はあっという間に過ぎた。
まぁ、4月とはそういうものかもしれない。
ということで、今月の音楽紹介まとめ。
 
4月といえばこの曲だよな、というネタ。
でも、各月やるつもりは無い。
言わずと知れたBurt  Bacharachの名曲。
高橋幸宏のバージョンもあるけど、やっぱりDionne Warwickの歌声が素晴らしい。
歳を取って、こういう王道ポップスの良さが、素直に良いなと思えるようになった気がする。
おすすめに上がってきて、聴いてみたら、とても良かった。
TAMTAMは東京のバンドらしい。
いわゆるレゲエの裏打ちじゃないけど、ダンスホール系のRaggaのビートかな。
ヘッドホンで細かく聴いてみると、表面的な心地よさだけじゃない、細部まで作り込んでるニュアンスも面白い。
ラップで参加している鎮座DOPENESSも良い感じ。
Jamie xxはUKのThe xxというバンドのメンバーらしい。
ちょっとインダストリアルなビートが心地よい。
映像が中国の団地みたいだなあ、と思ったら、本当に中国のゴーストタウンだった。
浙江省杭州市の広厦天都城というらしい。
中国に出張で行ったのはかれこれ5、6年前だが、この曲の映像も同じ頃のようだ。行ったのは上海や福州だったけど、高層マンションの建設ラッシュで、まばらにしか灯りがついていない高層マンションがいっぱいあったっけ。
 
Rising Appalachia - Harmonize https://youtu.be/hQeg3dd-XM0
Rising AppalaciaはUSAのフォークデュオ。
知ったのはかれこれ10年近く前だろうか。
大手レコード会社とかに属さず、自分たちの手でツアーや音源の販売とかやってるらしい。
けどまぁそんなことはどうでも良くて、ギターとKoraに載せたハーモニーが心地よい。
 
Zara Larsson, MNEK - Never Forget You https://youtu.be/GTyN-DB_v5M
Zara Larssonはスウェーデンのシンガー。
おすすめに上がってきたけど、たぶんClean BanditのSymphonyで、歌ってたから関連で上がってきたんだろう。 
ちょっとハスキーで伸びのある歌声がちょっと良いなと思った。
デュエットしているMNEKはUKのシンガー。
Trap系の流行りのビート。
映像はちょっと悲しい感じがする。
 
Telepopmusikはフランスのエレクトロデュオらしい。
2001年の曲らしいが 、全然知らなかった。
爽やかな曲のようで、ちょっと毒のある映像が面白い。
 
SkrillexはUSAのDJ、Poo BearはUSAのソングライター、シンガー。
Justin Bieberに曲を提供していたりするらしい。
Trapというより、ポップス寄りの曲。
切り刻んでエフェクトがかかっているけど、ファルセットの歌声が心地よい。
朝焼けの景色の映像も爽やかだ。
FkjはFrench Kiwi Juiceの頭文字らしい。
名前の通りフランスのミュージシャン。
ライブ映像を見るとキーボードだけでなく色んな楽器を操っている。
何となく色っぽいインストの曲。
こっちは夕暮れの映像だろうか。
LornはUSAのミュージシャン。
歪んだ音色とブレイクビーツが心地よい。
映像は全く関係ない映画から切り取ってきたもののようだ。
だが音のイメージとしてとても良く合っているような気がする。
女性の悲しげな瞳が記憶に残る。
Wevalはオランダのエレクトロデュオ。
音も面白いが、映像も凄い。
映像はPáraic McGloughlinという方のようだ。
素材が一体どれだけ必要なんだろうか。 
Max CooperはUKのクリエイター。
アンビエント系の音に、奇妙なエフェクトのかかった映像が流れる。
映像はKevin McGloughlinという方。
Paraic McGloughlin、Kevin McGloughlin
2人の映像作家の姓が同じなのは偶然なのか、家族なのか。
もうちょっと調べてみようか。
Mbongwana Starはコンゴのバンド。
Wikipediaに名前があるのは3名、説明の中では7名、動画を見ると6名、良く分からない。
16ビートのドラムにツインギター、そしてツインボーカルの 2人は車椅子で踊る。
何を歌っているのか良く分からないけど、スザンナという女性の名前を連呼しているのでラブソングなんだろうか。
 
Joni Mitchell - Talk to Me https://youtu.be/br5yhr-4oPs
世間でドンファンの話題が騒がしかったので、Joni Mitchellのアルバム「Don Juan's Reckless Daughter」から1曲。
このアルバムはLP2枚組み、都内の輸入レコード屋に探しに行った記憶がある。
でもどこで買ったんだっけか?
古いアルバムなので、中古だったのだろうか?
Jaco PastriusやLarry Carltonが参加しており、Jazzっぽい渋いアルバムだったように覚えている。
過去のヴァイナル盤を聴けるようにターンテーブルやスピーカーもいつか揃えたい。
お目当てのレコードを探しに都内のレコード屋をハシゴしたり、ステレオの前に座って音楽を聴いたりしていたのだから、十分に時間があったはずのなのに、いつの間に忙しくなってしまったのだろうかとふと思う。
金もなく他にできることもないから、そうやってひとつひとつの時間を潰していたんじゃないかという気もする。
記憶はいつだって美化されてしまうものだから、自分の中の思い出話は話半分に気に留めるぐらいでちょうど良いのだろう。
 

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