Messyrecords通信 March, 2021

音楽に浸れる時間というものは、有難いものだ。
今月は体調を崩して、耳鳴りが徐々に酷くなり、めまいを起してとうとう倒れてしまった。
メニエール病が再発である。
あなたが思っている以上に、あなたの身体は悲鳴を上げていますよ、とお医者さんに諭される始末である。
無理の効かない年齢だということだ。

さて、今月の音楽紹介の振り返る。
Brian FerryはRoxy Musicのボーカル。
たぶん70'sのダンディなスタイルなのだと思う。
鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」のひざかた歳三の外見のモデルの一人でもあろう。
この曲は90'sに木村拓哉主演のドラマ「ギフト」の主題歌に使われて、ちょっと驚いた覚えがある。
 
70'sのダンディズムと言えば、David Bowieを外すことはできないのではないかと思う。
Brian Enoプロデュースのベルリン三部作と言われるアルバムの中でも、この曲は今でも色んな映画などにも使用されている。
LPを持っているのだが、ターンテーブルが無くて聴けない。
サイケデリックな響きもありつつ、ポップでありながら切なさが込められているように思う 。
歌詞も読んでみた方が良い。
 
ETVでBurt Bacharachの特集番組を観た。
バカラックの曲を解説していたのだが、ロマンティックなポップスのように見せながら複雑なリズムやコードを織り込んでいるという。
この曲も、4小節シーケンスではなく5小節になっており、その1小節余計なのが逆に印象に残る。
 バカラックの曲はなかなか面白い。
 
変態的なポップスといえば、Todd Rundgrenは外せない。
この曲の入ったアルバムはFairlight CMIが出始めの頃で、自身の声のサンプリングがメインにフューチャーされている。
この曲も声の多重録音と、サンプリングのミックスで、ちょっと変わった響きがする。
メロディやハーモニーは美しい。
 
よくあるLo-fi Hiphopっぽいのだが、画面のタイムスタンプが1992年のiPhoneの撮影のように見える。
だが、1992年にiPhoneは存在しない。
ロングボードの上で若い女性がステップを踏みながらスケボーしている映像は、韓国の動画で時々見かけるので、その流れかと思うけれど、この動画も音楽も良く分からない。
InstagramやSpotifyに誘導されるけれど確かめてはいない。
良く分からないがちょっと面白い。
 
雨の日に雨の降っているMVを思い出してみたのだけれど、そんなに降ってはいなかった。
Fairground Attractionは80'sのUKのバンド。
この一曲しか売れてないと思うけど、アルバムを持っている。
みんな2番でも良いって言うけど私は完璧がいい、ってな歌詞。
曲調も歌詞も80'sっぽいなぁと思う。
 
Aztec Cameraのこの曲も雨降ってなかったっけ、と思ったらやっぱりそんなに降ってなかった。
ところでAztec Cameraって名前カッコいいよな 。
ビジュアル的には金髪の美少年で、80'sのアイドルバンドっぽい。
Duran Duranとかね。
低めトーンのネオアコサウンドが良いと思う。
復活したら売れるんじゃないかなぁ、ってもうおじさんか。
 
そういやEurythmicsにも雨の歌があった。
けど、雨降っていない。
Annie Lennoxは美人さんだなぁ、と再認識。
ドラマチックな曲展開がなかなか良い。
 
Prince - Purple Rain https://youtu.be/TvnYmWpD_T8
なぜこの曲を思い出さなかったのか。
Prince御大のヒット曲。
映画「Purple Rain」の劇中歌だったけど、映画そのものはどうだったのかな?
当時は酷評されてた気がする。
同級生のヤンキーたちは、MJは聴いても、Princeには手を出していなかったなぁ。
5分を越える大バラード曲である。
ギターはWendy MelvoinでキーボードはLisa Colemanだろうか、意味ありげな目配せが気になる。
もちろんPrinceは良い。

Sam Maher - New York Handpan 01 https://youtu.be/6oremFnbgO0
忙しい日々が続いて現実逃避したくなっている。
こんな風にHang Drum弾けたら良いよなぁ。
休みが取れたら遠くへ行きたいな。
 

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