Messyrecords 通信 February, 2021

諸々事情により、あまり紹介できていない1ヶ月だった。
色んな音楽を聴いたりもしているのだけれど、ピンと来るのが少ない感じもした。
まぁ、ただ単に疲れているのか、インプットの時期なのかもしれない。 
あと、勝手に日本縛りで考えてたので、対象が絞られてしまったのもあった。
 
ラジオで流れていて気になった。
力の抜けきったようなラップ?
バックトラックは、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミ。
意味もなく下らなくて良いなと思った。
ところで、2018年3月10日って何の日付なんだろうか?

ちょっと、矢野顕子の古いアルバムを聴き返していたんだけれど、いろはにこんぺいとうに収録されているこの曲が気になった。
作詞は石川セリなので、本人のトラックもあるだろうと探したら、ほぼ矢野顕子ヴァージョンと変わらなかった。
バックのピアノとコーラスが矢野顕子だからというのもあるかもしれない。
シティポップというよりはニューミュージック。
自分の中では70'sの日本の音楽は普通に記憶の端っこにあるけれど、既に50年近く経っていた。
そう考えると自分が子供の頃に感じた昭和歌謡曲の古くささ泥臭さみたいなものを、最近の子供はこの曲から感じるのだろうか。
あるいは新鮮に思うのだろうか。

チャイニーズモデルのる鹿の歌うゆらゆら帝国のカヴァー。
ラジオで本人が紹介していた。
ゆらゆら帝国の再解釈として、これは面白いと思った。
ゆらゆら帝国を聴いていた頃は 、既に社会人だったし、ゆらゆら帝国を聴くと色んな事があったのを思い出してしまうけれど、こういうカヴァーだと、そういうコンテクストから切り離されて純粋に曲の良さを再認識できる、と思った。
 
平日は会社員で、休日しか活動しないというバンド。
70'sのフュージョンっぽいと思いつつ、懐かしさはない。
リズムというか、ノリというか、その辺りが違うんじゃないだろうか。
と思いつつ、フュージョンと言われていた音楽も聴きたくなる。(紹介はしない)
 
自分で勝手に決めたルールだけど、日本縛りが苦しくなる。
普段聴いている分野が、ものすごく偏っているのを自覚する。
日本の音楽って何だろうと考えると、そういえば純邦楽と言われるジャンルはさらに疎い。
そんな疎くても、この曲は高杉晋作が作ったと言われていることぐらいは知っている。
ふと思い出したが、祖父の遺品の三味線を直して、習いに行こうかと考えていたのも、90'sの頃だったっけ。
それにしても、こういう端唄、長唄はリズムもメロディも難しい。
いまいち良さも 上手下手もわかってない気がする。
たぶん挫折したろうな。
 
端唄、長唄、小唄などに比べると、民謡の方がまだ分かり易い気がする。
津軽三味線はリズムもはっきりしているし、ポップさがあるように思う。
琉球、奄美、八重山の民謡も紹介したいところだったが、絞りきれなかった。
また今度の機会にしよう。
 
2月も終わりに差しかかかった頃に、Daft Punk解散のニュース。
90'sから活躍していたので、まぁ、やり尽くしたんだろうな、という感じはする。
熱心に聴いているわけでもなく、一般的に売れた曲も良いんだけど、ミニマルなビートでアシッド感のあるこの曲が一番好きかもしれない。
そういや、この曲を使ったIKZOLOGIC Remixも面白い。

さぁ、日本縛り月間も終わらせて、次は何を聴こうか。
 

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