Messy records 通信 May, 2020

閉塞感に苛まれた一ヶ月であった。
それ以上に何か言うことがあるだろうか?
誰もが何を言おうと薄っぺらでただただ上滑りしていくだけなのだから、少しは黙って音楽でも聴いていたほうが良いんじゃないのかね。

時折、古いJazzが聴きたくなる。
Billie Holiday、Anita O'Day、Dizzy Gillespie、Charlie Parker、Thelonius Monk
何れもビッグネームに違いないし、奇を衒ったものでもない。
だが十代後半から二十歳前後に、同時代の音楽と共に、こういった古典を聴いていたということは、一つのスタンスとして今にも通じるものがあると思っている。
Kraftwerkは言わずと知れたドイツのテクノの源流である。
5月8日に Florian Schneiderの訃報を知った。
Pawl、Tchami、Avicii & Nicky Romero、Yello Claw ft. Ayden、Skrillex and Diplo with Justin Bieber、SOFI TUKKER、Diplo feat. MØ
最近(とは言え5年前ぐらいから)のEDMの感じは何となく掴めてきた気がする。
真似して作れるかというと、ちょっと違うけれど。
Django Reinhardt & Stéphane Grappelli は、ふと思い出した。
3本指でスイングするJazzギターはかっこいい。
Barcelona Gipsy balKan Orchestraは偶然知った。
ロマ音楽もヨーロッパに内在する辺境であり、いずれ掘ってみたい分野である。
山里ユキ、與那城美和は沖縄民謡。
こちらは日本に内在する辺境であり、もっともメジャーな日本でもあるという逆説は、メビウスの輪のようでもあり…、おっと喋りすぎたようだ。
渡辺香津美も良く知られている日本のJazzミュージシャンであろう。
70'sのFusion/Cross Overというジャンルについて、何か奇妙なものを感じている。
最近、シティポップが流行ってきているが、その下地には70'sのFusionが塗りこめられているのではないか。

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