時計好き

最近は腕時計をしない人が増えているという。
スマホで時間が分かるかららしいのだが、時間が分かることが腕時計の全てではない。
とか何とか言いたがるのは、年寄りの証かもしれないが、腕時計というアイテムが好きである。
だからと言って、RolexやOmegaといった高級腕時計をコレクションしたい訳ではない。
どうしてもくれるというなら、貰わないことはない。
一時期は次から次へと買って、20本ぐらい持っていたことがある。
だいぶ処分されたり、壊れて泣く泣く処分したのもあり、今は7本である。

まずは、SEIKO 5。
海外モデルの逆輸入品である。
自動巻であり、2日していないと止まってしまう。
精度が良いかというとそうでもなく、1週間で5分ぐらい進んでいる。
濃紺の文字盤と金の針の組み合わせに一目惚れして買った。

 次は、HMTのTAURUS。
 買ったときのベルトがどうだったかもう覚えていないが、今は赤いフェイクのクロコダイル革に合わせている。
インド製の自動巻きである。
こちらは1日しないと止まってしまう。
HMTはイギリス軍のミリタリーウォッチも製造していたり、盲人用時計を製造していたりするので有名だろう。
独特なケースの形と文字盤のフォントが面白くて買った。
とは言え、もう25年ぐらい前のことだろうか。

同じ頃に買った、MEGOというメーカー?シリーズ?
どこ製のものかも分からない。
外周の文字が時刻、中央の円盤が分を表している。
電池で動いているが文字盤が良く見えず正確性は期待していない。
買ったときは黒の革であったが、カビが生えてしまったので、青いフェイクのクロコダイル革にした。
写真では分かりにくいが、ベルトのコマバネ棒が曲がっている。
ヨドバシカメラでベルト交換した際、「保証出来ないけどやってみる」と言われた。
それでもちゃんと使えているのは、さすがプロの技である。
見にくい、正確か分からない、歪んでいるという三重苦を抱えているが、こんなデザインの時計、他に見たこと無いので気に入っている。

こちらも見にくい。
SEIKO ALBA Spoon-Webである。
横表示と縦表示が選べるが、縦表示は読めたものではない。
やたらとゴツいケースなのだが、時間とカレンダー、ストップウォッチ、タイマーぐらいの機能しかない。
中央に見えているボタンを押すと登録した情報が電光掲示板のように流れる。
メールが普及し始めた頃で、メアドを登録したりしたが、使った記憶は無い。
今はTwitterアカウントが流れる。
あと、定刻になるとメッセージが流れたり、誕生日を登録するとおめでとうメッセージが流れたりする。
写真では見えないが、ベルトが壊れてしまったので、黒のメッシュベルトに交換してレトロフューチャー感が増した。
買ったのは確か1990年代だったと思う。

実はG-Shockも持っている。
G-Cool GT-0001というモデル。
反転液晶で文字は緑色に見える。
上の秒針の所がこれまたレトロフューチャー感があって気に入って買ったのだった。
当初ついていたベルトは汗をかいたら痒くなったので、シリコン製に変えた。
G-Shockなのでバイクに乗るときにつけてみたのだが、反転液晶が見にくい。

G-Shockがバイクに向かなくて、かと言って自動巻きの時計は振動で壊れそうなので、購入したのがチープカシオ。
定番のA158WAに、黒のメッシュベルトを合わせた。
1,000円の本体に2,000円のベルトである。
軽くてベルトの通気性もよく、シンプルで見やすい。
たまにスーツにも合わせるが悪くないと思っている。
難点はライトが暗すぎて、夜は時間が見えない。
だが買ってから3,4年経つがまだ電池交換したことが無い。
やはり優秀である。

最後はペプシマンウォッチ。
中身はFossilのLEDウォッチなのだが、電池が2個消費する上に、すぐ電池切れになるし、ペプシマンの印刷が薄くなってきたので、大事にしまってある。
こちらもレトロフューチャーな感じが良いのだが、なかなか登場させられないのが残念である。
これら以上に個性的な時計でないと、欲しくなることは無いかもしれない。
だが未来のことなど誰にも分からないのだ。

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