Messy records 通信 April, 2020

とかく騒がしい世の中だ。
何か言っても何も言わなくても、耳を澄ましているわけでもないのに、雑音ばかりが聞こえてくる。とりあえず、ハンドドリップで丁寧に珈琲でも淹れて、音楽を聴いて落ち着いた方が良いんじゃないか。

Teddy Pendergrassはフィラデルフィアソウルの大御所。故・志村けんのヒゲダンスの元ネタだと教えてもらった。
コロナ禍でミュージシャンはコンサートも開けず、各都市はロックダウンを余儀なくされている。そんな状況をJamiroquaiが替え歌で応えている。
DJ Krushは90'sの頃によく聴いた。Trip Hopといったジャンルだろうか。これは芝・増上寺で夜明けにロケを行っている動画だ。徐々に明けていく空と浮遊するような音が心地良い。
Jeff Millsも90's。テクノの大御所である。RolandのTR-909、1台だけで聴かせるのは、やっぱりセンスとテクニックだと思った。
Larkin Poeはナッシュビルのブルース姉妹。San Houseのカヴァーを演ってもソフィスティケートされた雰囲気があるのは持ち味だろう。
CHONはカルフォルニアのマスロックバンド。複雑なリズムやリフだけじゃなくて、どこか爽やかな感じがするのもまた持ち味だろう。バンド名がTwitterのフィルターにかかってツイートできなかった。
外出自粛やソーシャルディスタンスが喧しくなったが、仕事の忙しさは酷くなる日々で、BENNIE Kを改めて聴いた。
Dub FXはメルボルンのアーティスト。たぶん、自作のトラックの上にルーパーと声で曲を作り上げている。ライブで見てみたい。
Mr. Woodnoteはロンドンのジャズミュージシャンらしい。
DJ Snakeはフランス、Bad Royaleはアメリカのトラップとかトワークというジャンル。トライバルなビートが面白いのと、お下劣でくだらないMVがなかなか良い。
Valentino Khanもアメリカ、同じくトラップ系でも、ちょっとシカゴ・ハウスっぽい感じがまた良い。MVのロケ地がアメ横あたりなのか神田なのか。
 Fila Brazilliaは90'sに聴いていたアンビエント系。MVなんて無いだろうと思ったら、Fuji Rockに出ていた。それにしてもほとんど弾いていない。
Hardfloorも90'sからの大御所。しかし、今年の元旦に配信されたMVである。相変わらずTB-303がビヨビヨ言っている。
くるりの2002年のMVが最近配信されたようで、オススメに上がってきた。安定の良さと言うべきか、18年前の先進性と言うべきか。World's End Super Nova、このタイミングで意味深だと思うのは穿ち過ぎだろうな。
そして髪が伸びヒゲが伸びるので、サイケロックを集めて聴いてみた。
ゆらゆら帝国とDMBQは90'sから聴いていた大御所。
SLIFTは最近知ったフランスのサイケロック。
幾何学模様も最近知った。ドラムの人とシタールの人が兄弟とのこと。
ぐしゃ人間はサイケロックじゃないかもしれないが、DMBQや人間椅子を観ているうちにオススメに上がってきた。サイケ歌謡っぽい感じとちょっと前のアングラっぽい感じが面白いなぁ、と思う。あと、ロケ地が荒川の土手っぽいのも、ちょっとポイント。


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