眠り

最近、夜寝ても夢を見ない。
いつの間にか寝て、ふと目が醒める。
その間に意識が無い。
或いは、バスや電車の中でスマホを見ていたりするのだが、ふと意識の無かった自分に気付く。

と、ここまで、書きかけでこの記事は放置されていた。
何が書きたかったのかも分からない。
いつ書いたのかも覚えていないが、ひどく寝不足だった頃だろう。
この頃より睡眠時間が取れるようになって、夢をまた見るようになった。

最近は他愛もない夢が多い。
日常とあまり変わらない。
精神的に不安定だったり、状況が切迫していると、奇妙な夢を見ているような気がする。

眠りが多ければ良いというものでもない。
だが、短いことは良くはない。
色んな状況で睡眠が短くなる。
そういう追い詰められていたり、考えすぎていたり、不安に駆られていたり。
眠りが浅く、眠った気がしない。
眠った気がしないのに、また、追い詰められていたり、考えすぎていたり、不安に駆られていたりして、悪循環を起こしているのにそこから抜け出せない。
眠らないわけにはいかないのに、眠りをおざなりにしてしまう。

眠りたいだけ眠れて、起きたい時だけ起きれたら良いのに、と昔の友人が言っていた。
だがそれは、病気で寝込んだときの状態に近いように思う。
高熱を出して起き上がれず、横になっているうちに夢と現の境が曖昧になって、眠ったのか起きたのか分からない、そんな状態を想像してしまう。
実際に独り暮らしをしていた際に高熱を出し、誰に連絡を取るでもなく、そうやって眠ったり起きたりをしているうちに、ふとこのまま死んでしまったらどうしようかと思った。

そうではなく、好きなだけ酒を呑んで、眠くなったり起きたりして、日がな一日過ごす、それはちょっとやってみたい。

コメント

人気の投稿