Messy records 通信 October, 2019

こうして振り返ってみると、ほとんど紹介していなかった。
何をしていようとも何もしていなくても、時は流れ季節はめぐる。
毎日、自分の音楽ライブラリを掘り返しては、日常の生活と非日常の活動、そして酒とネットに費やした。
世間では大きな台風が幾つか頭上を通り過ぎていった。
色々考えることもあったし、忘れることもあった。



Kutimanはイスラエルの映像作家。
Ballantine'sからの依頼らしい、テルアビブの1日、といった趣きの映像のコラージュが、環境音でビートになっていく作りが面白い。
きっちり商品も映っているし、たしかにこのテルアビブ限定ボトルが欲しくなった。
Jim Jarmusch監督の「Dead Man」のテーマはNeil Youngのゆったりとしたサイケデリックなギターの響きが美しい。
もちろん映画自体も今まで観た映画のベストに入る。
Lauryn Hillは90年代の思い出と共にある。
ジャームッシュの映画もローリン・ヒルも、そしてMandrakeのシカゴ・ハウスのビートも90年代〜Zero年代へと流れていった記憶の一部である。
思い出を年代で区切ることに何の意味もないが、何か印をつけないと、いつか忘れてしまうような気もする。


Kutiman - Ballantine's Tel Aviv https://youtu.be/xTRS5yuDS5I
Neil Young - Dead Man Theme https://youtu.be/YkG7P8i64x8
Lauryn Hill - Ex-Factor https://youtu.be/cE-bnWqLqxE
Mandrake - World Wind https://youtu.be/cFlcDPu2at8

コメント

人気の投稿