Messy records 通信 September, 2019

9月もまた慌ただしく過ぎてしまい、Earth Wind & Fireのことも、一風堂のことも、思い出さなかった。
もちろんSHAZNAに於いておや、である。

メジャーデビューしたtricotの新曲は、激しさは控えめながら変拍子のJ-POP路線は健在だった。
何となくリズムの考え方が変わってきたのだろうか。
沖縄のAnlyは、ギター1本ながらルーパーを使って、歌い方もリズムも瑞々しいオルタナフォークな佳曲だと思った。
ニュージーランドのEzra Vine、フランスのCyrille AiméeとブラジルのDiego Figueiredo、アコースティックな響きも、オーソドックスなようで、新しさを感じる。
Proto、NOTD、Jai WolfといったChill系の泣きのメロディ、feyde、jazznufといったLo-Fi Beatsはあざといと分かっていながら、やはり気になる。
Rihanna、Chaka Khanといった大御所を横目に見つつ、Black Pumasのサイケでソウルな響き、そして今は亡きAmy Winehouseのソウルフルな歌声が聴きたくなったのは、やはり秋の訪れだったのだろうか。


ガンビアのSona Jobarteh、イスラエル、トルコ、フランスの混成バンドLight in Babylonといったエスニックな響きと、切腹ピストルズのお囃子の響きは、リズムもメロディも違えど同じフィールドにある。
だが、何と言ってもLana Del Reyの凄絶な微笑みが記憶に残る。



コメント

人気の投稿